3ポイント(スリーポイント)はバスケットボールの中で高得点をあげる唯一のシュートです。
- スリーポイントの成功率をあげるコツは?
- スリーポイントの飛距離を伸ばすには?
- 安定したスリーポイントを打つには?
など、バスケをしている人なら一度は考えたことがあるはず
この記事では、バスケットボールのスリーポイント上達に必要な【考え方】と【コツ】を紹介しています。
最後まで読んでもらえれば、スリーポイントシューターになりたいと思えるほどワクワクするはずです!
スリーポイントが決まれば最高に興奮する!
スリーポイントシュートは、バスケットボールの試合において重要な得点源になる技術の一つ。
通常のシュートは2点、フリースローは1点
そしてスリーポイントは3点
3点を取れるシュートは、他にはありません。
厳密にはバスケットカウント(シュート体勢に入った後にファウルをもらい、かつ得点を決めた場合)にて、フリースローが与えられることで、3点になる特殊なケースもある
スリーポイントが2回入れば6点、通常であれば3ゴールを決めないといけないもの
つまり、スリーポイントを多く決められる人がいれば、チームはそれだけ得点力があるということです。
しかも、決めた本人以外にチームメイト、観客もザワつくほど盛り上がるカッコイイシュートなのです。
このスリーポイントを決められるのであれば、皆からも尊敬される。そんな得点力をぜひ身につけたいですよね。
スリーポイントの条件とルール
バスケットボールのコートには、ゴールから一定の距離で半円を描くようにラインが引かれており、これを3ポイントラインといいます。
このラインの外側から放つシュートがスリーポイントシュート。
ただし、このシュートは普段のシュートとは違って難しく、どんなに優秀なNBAプレイヤーでも試合において平均4~5割の成功率と言われています。
スリーポイントの成功率をあげるには
スリーポイントシュートが上手くなるには、
- リングまでボールを届かせる【パワー】
- シュート軌道の【コントロール】
の2点が不可欠。
初心者のプレイヤーによく見られる、遠ければ遠いシュートほど投げるようにシュートを打つ傾向。
つまり、腕の力だけでボールを放っていることが考えられる。
このように「パワー」はあっても、「コントロール」ができなければシュートは入りません。
逆も同じで、手首や腕でシュートを上手く「コントロール」できても、距離を生む「パワー」がないとシュートは入りません。
ここから、スリーポイントシュートに必要な「パワー」と「コントロール」を具体的にご紹介します。
スリーポイントのコツは「力」の伝え方
スリーポイントに限らず、バスケットボールの初心者は腕の力のみで届かせようとしがちです。
そうではありません。
腕だけではなく、足から腰、体全体をバランスよく使う必要があるのです。
シュートの距離を伸ばすには「足の力」が必要
シュートを放つ為の「パワー」は、膝の曲げ伸ばしによって得ることができます。
もし、膝を使わずに棒立ちでスリーポイントシュートを放つとしましょう。そうすると、ボールの飛距離を出そうとついつい力んでしまい、手首や腕だけのシュートになってしまいます。
シュートを打つ前に膝を曲げた状態を作り、上に伸びあがるようにシュートすれば、足の力がボールに伝わりやすくなり、腕や手首の力に頼らなくてもリングに届きやすくなります。
- 膝を曲げた状態から上に伸びあがるようにシュート
- 足の力をボールに伝える
足の力を腕に伝える
ボールを遠くのリングへ放つ為の「パワー」は、膝を使うことによって得ることができますが、腕の使い方がダメだとせっかく伝えたパワーも分散されてしまいます。
もし、シュートを打つ腕の肘が外側を向いているとしたら、もちろんパワーは外側に伝わります。
そして、ブレやすくなります。
- 足から腕まで流れるように「パワー」を伝える
- 伝わった「パワー」を分散せず、腕(手首)はまっすぐゴールに向ける
スリーポイントシュートの練習方法
スリーポイントシュートの練習といっても、ただ数をこなすだけでは意味がありません。
ここでは、おすすめのスリーポイントシュート練習方法を紹介していきます。
①シュート距離を徐々に長くしていく練習
最初はゴール下から数本ずつ打っていき、一歩ずつゴールから遠ざかっていく練習方法。
このときに大事なことは、ボードとゴールに当たることなく、ネットだけを通すシュート(以下スウィッシュ)を意識すること。
難易度の低いゴール下からスウィッシュを狙ったシュートを打っていき、一歩ずつ下がっていくとシュートの確率が落ちるポイントが見つかります。
ゴールからの距離が遠くなればなるほどシュートの確率が落ちるのは当たり前ですが、
いかにシュートの飛距離を伸ばしつつ、スウィッシュでの決定率を上げていくかが鍵となります。
- シュートが入らない距離のポイントを見つけ
- 10本中何本入れるかの目標を立てて練習
- これを繰り返して距離を伸ばしながら
- スリーポイントシュートライン外での練習
②シュートメンタルを鍛える練習
シュートメンタルを鍛える練習は、①の練習を、ひたすらスウィッシュで決める練習を行う。
少しでもゴールやボードに当たったら、次のステップに進めないという自己制約をもってシュート練習を行ってみましょう。
シュートにはメンタルが影響します。
実際の試合では、ディフェンスが自分についており、フリーでシュートを打てるタイミングは数多くはありません。
いかに自分のシュートを周囲に左右されず集中して打てるかが大事なのです。
周囲に左右されないようにシュートを打つには、100点満点のシュートを常時打てることが大事。
少しでもゴールに当たったり、ボードに当たって入ったりするシュートは、何らかの原因でコントロールを損なっている可能性があります。
試合中すべてスウィッシュでのシュート成功は難しいですが、
個人練習においては、「100点のシュートを決めなければ」という意識をもつことが、試合での勝負強さに繋がることになります。
3ポイントシュート上達のコツまとめ
スリーポイントシュートを決めるためには、まずボールがゴールに届かないと始まりません。
ポイントは二つ
- 距離を伸ばすには「足の力」
- 足の力を腕に伝える
練習ポイントは
- 距離を徐々に長く
- メンタルを鍛える
これらの意識がシュート距離を変え、成功率を高めます。ぜひ識してみて下さい。
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