バスケットボールのジャンプシュートは、ゴールの近くから遠くまで、試合中さまざまな場面でもっとも多く使われるシュートです。
- ジャンプシュートが入る上手な打ち方を知りたい!
- ジャンプシュートの効果的な練習方法を知りたい!
など、ジャンプシュートの基本からコツまでご紹介します。
バスケットボールの中でも多くの場面で使われるジャンプシュートの知識と情報を知るだけでも、プレイに影響しより得点を狙えるようになるでしょう。
ジャンプシュートとは?
ジャンプシュートは、その場でジャンプをし体全体でボールに勢いを付けてボールを打つシュートのこと。
おそらく、だれもがよく見るシュート!
そして、打つ機会がもっとも多いシュートなのです。
ただ、その分ディフェンスはジャンプシュートを打たれまいとプレッシャーをかけてきます。
つまり、一番基本に忠実で難しい部分もあるということ
ジャンプシュートは、下半身・上半身・体全体のバランス、指先の感覚も求められるので、シュートフォームをきちんと習得できるまで反復練習が必要なシュートです。
ジャンプシュートの手順
- 膝を曲げて腰を落とし、背筋を伸ばして胸を起こす姿勢を作る。
- 膝を使い、力を上に伝えながら垂直にジャンプする。
- ボールを高く上げて、弧を描くイメージでシュートを打つ。
ジャンプシュートはワンハンドor ツーハンド?
ジャンプシュートは、
- ワンハンド(片手打ち)で打つ方が良いか?
- ツーハンド(両手打ち:ボスハンド)で打つ方が良いか?
バスケットボールの主流派ワンハンドのシュートですが、初心者や女性プレイヤーの場合、ツーハンドが多い印象です。
- ディフェンスのあたりに強い
- シュート位置が高いので邪魔されにくい
- シュートがブレにくい
- ワンハンドに比べ早くシュートが打てる
- 安定したシュート姿勢を保てる
- 両手だから飛距離が伸びやすい
基本的にコーチや指導者によっておすすめのシュートフォームがありますが、これから始める人であればワンハンドシュートをおすすめされることが多いはず
- これからバスケを始める人や、まだバスケ歴が浅い人
- ドライブからのジャンプシュートを武器にしたい人
- ツーハンドであまりシュートが入らない人
日本代表の女子選手にもワンハンドの選手とツーハンド(ボスハンド)の選手がいるように、どちらが正しいということはありません。
なので、自分に合った打ち方で練習していきましょう。
ジャンプシュート上達のコツ
ジャンプシュートが上達するためのコツを3つ紹介します。
手首、指先を意識する
ジャンプシュートを打つときには、人差し指と中指のが最後までボールに触れている形が1番理想。
指先や手首を意識すると、ボールの回転がリングに対して真っ直ぐな回転になり、シュートが入る確率も上がります。
最後までボールに触れている指が毎回変わってしまうと、シュートの方向や回転も毎回変わってしてしまうので注意しましょう。
アーチを高くする(山なりのシュート)
リングは自分の身長より高い所にあるので、ボールの軌道が直線だとシュートが入る確率は低くなる。
バスケットボールとリングの大きさの関係で、だいたい35度より入射角が小さくなると、どんなにシュートをまっすぐ打ってもリングの中に入りません。
なので、ジャンプシュートを打つときには、ボールの軌道は山なりにアーチをつくるようにしましょう。
ジャンプした最高到達点でボールを離す
足は肩幅ぐらいに開き、膝は軽く曲げ、伸ばしきらずに柔らかくジャンプします。
ジャンプをして、最高到達点で腕をリングに伸ばし、手首を真っ直ぐに返すことを意識してシュートを打つ。
ジャンプシュートは下半身でシュートするようなものなので、
一番力が伝わる最高到達点にでシュートを放つ。
何度も練習すると、上半身の力をほとんど使わず、シュートがすんなり打てる感覚になるでしょう。
また、ジャンプシュートを打つ時、最高到達点でボールを離すことで、打点が高くなりディフェンスにブロックされにくくもなります。
ジャンプシュートの練習方法
結局のところ、ジャンプシュートを上達させるためには、反復練習が必要です。
ここでは、効率的に練習するためにも意識しておきたいことをご紹介します。
ひたすらシュートを打つ
ジャンプシュートの確率を上げるには、シュートをたくさん打つのが1番です。
しかし、崩れたシュートフォームで打っても意味がないので、正しいシュートフォームでシュートをたくさん打つことが大切。
最初はリングから近くからシュートを初めていきましょう。
無理してシュートフォームを崩してまで遠くから打たず、正しいシュートフォームで自分の届く位置から練習します。
たまにシュートフォームの確認をする
正しいシュートフォームでの反復練習が大切なので、たまにシュートフォームが崩れていないか、確認しましょう。
スマホやビデオなどでシュートを撮影し、シュートフォームが崩れていないか見てみてください。
何度もシュートを打っているうちに、自己流になってしまうこともあるので注意しましょう。
ミートをしてジャンプシュート
フォームが固まったら、試合を想定してパスに対してミートをしてジャンプシュートを打つ練習をしましょう。
1人で練習する際には、ボールを壁に投げて跳ね返らせたり、バックスピンをかけてボールを跳ね返らせたりすると良いです。
どんな角度からのパスにも、ジャンプシュートを打つ時には、体がゴールに正対することを意識しましょう。
ドリブルからジャンプシュート
試合中は、自分でドリブルをしてジャンプシュートを打つことが多い。
ドリブルからジャンプシュートを打つときには、ドリブルの勢いで体が流れないようにして、真上にジャンプすることを意識します。
体が流れてしまうと、ディフェンスに近づいてしまいブロックされる確率が上がりますし、安定したシュートが打てません。
ジャンプシュート上達のコツと練習法まとめ
今回は、ジャンプシュートの手順や上達のコツ、さらに練習方法について紹介させていただきました。
- 手首、指先を意識する
- アーチを高くする(山なりのシュート)
- ジャンプした最高到達点でボールを離す
- ひたすらシュートを打つ
- たまにシュートフォームの確認をする
- ミートをしてジャンプシュート
- ドリブルからジャンプシュート
ジャンプシュートは、シュートフォームや体の使い方がとても大切です。しっかり身体が覚えるように、何度も反復練習をしましょう!
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ミートとは、パスなどを受け取る準備や姿勢のこと。次の動きへ備えるための動き