バスケットボールのシュートが入る角度ってどのくらい?
バスケットボールを始めたばかりの方も、長年バスケットボールをしている方も、シュートが入った時の喜びが分かると思います。
ですが、バスケを始めたばかりの方にとって、シュートを決めることは簡単ではありません。
シュートを決めるためには、知識や正しい練習方法が必要です。
『どうしたらシュートが入るのか?』
バスケットボールはシュートが入って終わりではなく、
どのようにしたらシュートが入るのか?
を理解することで、バスケットボールがもっと楽しくもっと上達することができるようになります!
この記事では、バスケットボールのシュートが決まる角度や、シュートが決まる確率が上がるポイント、さらにシュートの練習方法をなどをご紹介します。
バスケのシュートが1番入りやすい角度は「45度」
バスケットボールで、シュートが一番成功しやすい理想的な角度は、リングに対して進入角度が45度。
アメリカの研究者が、NBA・WNBA・大学・高校など、プロ・アマチュアを問わず、さまざまなプレイヤーのシュートを徹底的に分析したところ、リングへのボールの進入角度に大きな特徴が見つかった。
進入角度は「45度」が最もシュートが決まる確率が高く、45度以下でも45度以上でもシュートが決まる確率は低くなることが判明。
さらに、ボールの中心がリングの縁から11インチ(約28cm)の場所を通過すると、シュートが決まる確率が高くなることも判明。
リングの中央の縁から9インチ(約23cm)より、少し奥を狙うと良いということ。
基本的に、「進入角度が45度で入るように、リング中央より少し奥を狙う」というのが最もシュートの確率が高い「理想のシュート」であるのというのがNoahプロジェクトの分析結果です。
シュートの確率が上がるポイント
シュートが決まる確率を、よくするためのポイントは3つあります。
- ボールの角度
- ボールの回転
- 視線
ボールの角度
シュートが決まるポイント1つ目は、シュートを打つときのボールの角度。
先ほど、シュートが一番成功しやすい理想的な角度は、リングに対して進入角度が45度ということは説明しましたね。
試合では練習の時より力んでしまい、アーチが練習時より下がることがあります。
なので練習の時に、45度より少し高い50度~55度で練習することで、試合では45度に近い角度でシュートを打つことができます。
ボールの回転
シュートが決まるポイント2つ目はボールの回転。
これは、経験者の方は知っているかと思いますが、無回転では確率が下がってしまいます。
その理由は、
①バックスピンがかかっていると、リングやボードに当たった後に跳ね返ったボールがゴールに入りやすくなるから
②バックスピンがかかったボールは、空気抵抗を受けづらく、シュートのアーチが下がりにくいから
ワンハンドの方も、ツーハンドの方も共通して、バックスピン(逆回転)がかかっている方が、シュートが決まる確率が高いのです。
視線
シュートが決まるポイントの3つ目は、視線。
これは、ある研究結果が出ています。
その研究は、選手の視線の調査をした際に、シュート決まる確率が高い選手は、他の選手に比べてリングを見ている時間が長い(1秒以上)ということがわかりました。
つまり、ドリブルからのシュートを打つときもパスを受けてシュートを打つときも、できるだけリングを早めに見続けるということ。
これにも理由があり、リングを長く見ることで、ゴールまでの距離感や力の調整などの準備を、適切にできるのです。
シュート成功率をあげる練習方法
近い距離でシュートフォームを固める
始めから遠い距離からシュート決めようと思っても、距離感や指先の感覚が分かっていなければ難しい。
そこで、始めは近い距離から、正しいシュートフォームでシュートを打ちます。
シュートフォームが固まってきたら、1歩ずつリングから遠ざかっていき、フォームを崩さずかつリングに届く距離まで下がる。
無理に届かせようとすると、シュートフォームが崩れてしまうので注意しましょう。
パス〜シュート
シュートフォームが固まってきて、自分のタイミングでシュートが打てるようになれば、次は試合に近い感覚でシュートを練習します。
試合中は、ゆっくりと構えている時間はありません。ですから、パスを受けてからどれだけ早くシュートを打てるかが重要。
練習では、ボールをキャッチしてからすぐシュートを打つようにします。このとき、ボールの持ち方やシュートフォームが崩れないよう注意しましょう。
ドリブル〜シュート
ドリブルでディフェンスとのズレをつくってシュートを打つ練習もしていきましょう。
ドリブルを止めてからすぐシュートを打つことも大切ですが、「ドリブルのスピードでそのまま身体が流れてしまう」ことがないようにすることも大切。
身体が流れたままだと、シュートの軌道もズレてしまいます。
レイアップにしてもジャンプシュートにしても、ドリブルを止めたあとは、身体の軸がブレないように心がけて練習しましょう。
バスケットボールのシュートが決まる角度まとめ
バスケットボールのシュートが決まる角度は45度。
リングに対して進入角度が45度を意識する!
シュートの入る確率を上げるには、ただ練習をするのではなく、その練習の意図や意味を理解した上で取り組むことが大切。
つまり、45度を意識しながら練習をする。
そうしてシュートの確率が上がれば、きっとバスケットボールがさらに楽しくなります。
バスケが上手くなりたいならやるしかない!
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そう、お考えのあなたならこちらの記事が役に立ちます。