【ドリブル】上達のコツ

バスケでドリブルが上達すればゲームコントロールができる

ドリブルでゲームコントロール

バスケットボールでは、ボールを長くキープするようなドリブルができればその試合を支配することができる!

少しイメージしてみて下さい。

第4クォーター残り15秒、1点ビハインドで最後の攻め!

あと、1ゴールで逆転!

 相手はオールコートプレスで猛烈なディフェンスを仕掛けてくる・・・。

この場面で、中長距離のパスプレーはリスクが大きい!

「ドリブルしかない!」

もし、ドリブルスキルが劣るチームであれば、ゲームオーバーです。

しかし、強力なドリブラーがいれば、逆転のチャンスをつかめる。

この記事では、ドリブルが上手なチームほどゲームをコントロール(支配)できることを解説しています。

最後まで読んでもらえれば、ドリブルをマスターしゲームをコントロールしたくなる内容です。

バスケットボールをドリブルでコントロールする

バスケットボールでは、各プレーヤーのドリブルスキルが高ければ、コート内を自在に動き回れます。

それはつまり、ボールもまた目まぐるしくコート内を動くということ。

そこにパスも加わって、ボールが動けば動くほど、ディフェンス側には強烈なプレッシャーがかかるのです。

ボールを動かす手段であるドリブルが上達すれば、それだけゲーム自体の流れをコントロールできる。

ドリブルでボールをキープできる

バスケのゲームに勝つには、より長く、より多くボールをキープする必要があります。

より長く、より多くボールをキープできれば、得点チャンスを多く得られる。一方、相手チームの得点チャンスを最小限にできる。

パスプレーでボールをつなぐのもその一つ。

でも、強力なディフェンスのチームが相手では、なかなかパスによるボール回しはうまくいきません。

あるいはカットされるリスクもある。

ドリブルはボールを運ぶための重要な手段の一つですが

各プレーヤーのドリブルスキルが上達すれば、ボールをより確実に運ぶことが出来ます。

さらには、プレーヤー自身も相手ディフェンスを物ともせず動きまわることができる

その結果、ゲームをコントロールでき、チームに多くのチャンスをもたらすのです。

味方プレーヤーをノーマークにできる

ディフェンスの役割は、とにかく相手の動きを止めて、得点の場面を妨害すること。

コート内では、すべてのプレーヤ―がボールを見ていると思ってください。

もし、見ていないプレーヤーがいたら、コーチから死ぬほど叱られます。

なぜなら、ボールを中心にゲームが動くからです。

もし、あなたがディフェンス側にいて、相手プレーヤーがシュートのためにドリブルで突っ込んできたとします。

あなたは、必ずなんらかのかたちでプレッシャーを与えるはず。

たとえ、そのプレーヤーに他のディフェンダーがついていたとしても、これが自然な反応。ゲームの中心であるボールが、まさに目の前にあるからです。

ミニバスでよく見かける風景。

まだバスケを初めて間もない子供たちのゲームでは、とにかくボールのあるところに子供たちは集まります。

大げさかもしれませんが、10人が一箇所に集まる感じ。

見方を変えれば、子供たちはそれだけボールに集中しているということ。

同様に、プレーヤーは本能的にボールに吸い寄せられ。ボールを中心にゲームが動いているのです。

もし、あなたが目の前のドリブラーを阻止しようと動くと、あなたがもともとついていた相手プレーヤーはその瞬間ノーマークになります。

そのノーマークのプレーヤーがゴール近くにいるなら、そこにパスすればシュートチャンスを与えることになります。

これこそ、相手チームの望むところ。

各プレーヤーのドリブルが上達すれば、ノーマークのプレーヤーをつくるチャンスを多く得られることになります。

それはディフェンダーがボールに引き寄せられるから。

まして強力なドリブラーであれば、相手は最初からあえてダブルチーム(2人)でディフェンスを仕掛けてくるはず。

こうなると、味方にノーマークのプレーヤーが生まれるというわけです。

1on1(1対1)で有利になる

サッカーもラグビーもアイスホッケーもアメフトも、最後は1対1の場面に行き着き。目前のディフェンダーとの勝負になります。

バスケットボールの場合、その勝負の場面で嫌でも使わなければならないのがドリブル

相手を抜き去ったり、振り回す手段はドリブルしかないからです。

ドリブルが上達すれば、1on1に有利になることは当然。

すべてのポジションのプレーヤーが、あらゆるテクニックで同じレベルに上達できれば理想ですが、ポジションによっては必要とされるドリブルテクニックは変わってきます。

ポイントガードはまさにボールの運び屋でありゲームメーカーなので、あらゆるドリブルテクニックを求められる。フォードも同様です。

でも、センターは、ふつうディフェンダーと密接に接し、ゴール間近にいます。センターがガードのようにボールを運ぶ機会はほとんどありません。

もし、センターにいる選手(あなた)が相手ディフェンスの隙をつくようなドリブルを1回するだけで状況が一変するのです。

ゲーム中は、各ポジションで、1on1がくりひろげられますが、使われるドリブルテクニックは異なります。

覚える必要があるのは、ドリブルの基本テクニックは同じということ。

ポジションがどこでも覚えるべきドリブルテクニックは同じ、だからポジションがどこだとしてもドリブルテクニックはマスターしておきたいスキルなのです。

ドリブルが上達すればゲームコントロールができるまとめ

バスケットボールはチームスポーツです。

全プレーヤーが有効に動くためにも、パスはゲームをコントロールする極めて重要な要素の一つです。

同じようにドリブルもボールを運び、ボールをキープするための手段で、ゲームに大きく影響します。

ドリブルができればできるほど

  • ボールをキープできる
  • 味方プレーヤーをノーマークにできる
  • 1on1(1対1)で有利になる

ということ

特にピンチの場合こそ、そのチームのドリブルテクニックの真価が問われます。

だからこそ、プレーヤーのドリブルスキルの上達が求められる。

バスケットボールのゲームコントロールに、ドリブルはまちがいなく威力を発揮するのです。

他のまだ知らないドリブルの秘密。ドリブルで試合をコントロールするスキルが学べる『ドリブル上達革命』のレビュー評価記事はこちら▼

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