バスケットボールで、身長の高い人に勝つ方法は?
- 背が低いからいつもシュートブロックをされる!
- 背の高い人のシュートを止めたい!
- 背の小さい人はやっぱり高い人に勝てないの?
など、バスケットボールをやりながら身長に悩むケースはよくあります。
この記事では、背の低いバスケプレイヤーが背の高い選手を相手に、「どのように考え動けば良いのか?」「背の高い人に対処する方法」を解説しています。
最後まで読んでもらえれば、【背が小さくても勝てる方法】が分かり「もっと早く、背の高い人と対戦し試してみたい!」と思える内容となっています。
バスケで身長の高い人に勝つ方法
バスケットボールは、基本的に高さの必要なスポーツです。
シュート、パス、リバウンド、どれをとっても背の高い選手がいるチームの方が有利。
これは変えられない事実です!
小柄で背の低い選手の方が基本的には不利なスポーツだということは理解しておいてください。
でも、断言しますが
「背が低くても、身長の高い人に勝つ方法はあります!」
問題は、「考え方」と「戦い方」を知っているかです。
身長が低い選手、小柄なチームで勝つ要素は?
まず、小柄なプレイヤーが勝っている要素を考えてみましょう。
それは、
- スピード
- 小回りが利く
- 反応の速さ
- 相手より低いポイント
などがあげられます。
身長が低い人は低い人の戦い方をしなければいけません。
だけど、ほとんどの人は高さで勝負をしようとします。
それではダメなんです。
あなたは、「力」でお相撲さんに勝てますか?
あなたは、「ボクシング」で世界チャンピョンに挑みますか?
違いますよね?
でも、もしお相撲さんとあなたの得意分野で勝負するなら違ってくるはず
もしかしたら、ボクシングチャンピョンには将棋であれば勝てますよね?
何が言いたいかというと、
相手の得意分野ではなく、自分の得意分野で勝負するということ
なので、バスケットボールにおいては、高さの勝負をしないで低いことで勝負をする
それでもバスケではやはり、シュートやリバウンドを考えると不利な点があるのは否めません。
だからといって小柄なバスケットプレイヤーが勝てないと諦める必要は無いということは知っておいてください。
こちらの動画は、身長157cmの小柄な選手が活躍している動画です。
他の選手よりも背は低いですが、圧倒的なスピードとテクニックで他の選手を圧倒しています。
バスケットボールで、背の高い人に勝つにはこの動画の動きをイメージしておいてください。
身長の低い人が高い人に勝つ為には【高さで争わない】こと
上記の動画で
「そんな外国のすごい人を例にしても自分がそんな選手になれるとは思えない!」
と、思っているはず。
大丈夫です。
やり方次第で身長が低くても、小柄なチームでも高さのあるチームに勝てるのです。
高さでは勝てない分スピードやテクニックで上回る必要がありますが、基本的に身長の高い人は動きが遅くなります。
それは物理的なことですが、細かいことはここでは言いません。
たとえば、テレビで身長の高い200cm以上の、のっそりとした格闘選手をみたことがあるかと思います。
それは、大きい方が反動が大きかったり、エネルギーが人より必要だったりするからなんです。
※もちろん大きくて速く動ける人もいます。
だから、基本的に身長が低い方が速い動き、切り返しなどが得意ことは知っておいてください。
そして、なによりもチームとしての戦略と戦術が必要なのも知っておきましょう。
チーム全体でどのような戦略・戦術でバスケをするのか重要になってきます。
- パス回しや小回りの利きやすさで、相手チームを翻弄するのか
- スピードを最大限に活かして速攻で攻めるのか
など、いろいろな戦略が考えられます。
相手が苦手な部分を攻めてこその戦略だと考えるようにしましょう。
バスケで身長の高い人に勝つためにやること
最初の方にも言いましたが、
身長の低い人が利用すべき特長は
- スピード
- 小回りが利く
- 反応の速さ
- 相手より低いポイント
これは、つまり身長の高い人が持ち合わせていない特徴なので、これをマスターした小柄な選手にはかないません。
オフェンスで身長の高い人に勝つ方法
オフェンス面で身長の低い人が不利な点は、
- 身長があるからブロックされやすい
- 手が長い分パスカットされやすい
- 足が長い分一歩で追いつかれる
など
でも、問題ありません。
それが分かっているのであれば、対処は出来ます。
ブロックされやすいと感じるのであれば、
- ブロックされない【スペースで打つ】
- フェイントを入れて、裏から打つ
- 仲間にスクリーンしてもらう
などが、考えられます。
パスカットされるのを避けるなら
- 視野を広げて、絶対取られない距離を知る
- ノールックパスなど、虚をつく
- 身長の高い人が取れない低いパス
という対処法も
一歩で追いつかれるなら
- 2歩で駆け抜ける
- 追いつかれても、反対方向に素早く動く
- 低い姿勢で回り込む
など、いくらでも対処法は考えられます。
よくある間違いは、「自分は背が低いからしょうがない」「身長の高い人には敵わない」と思い込んでしまうこと
低い人には低い戦い方があることを知り、「どうやってかく乱してやろうか?」くらいの気持ちで良いのです。
ディフェンスで身長の高い人に勝つ方法
ディフェンス面で身長の低い人が不利な点は、
- 自分より高いからシュートブロックがむずかしい
- 相手の体周りが大きいからカットがむずかしい
- 足が長い分一歩で置いて行かれる
など
でも、こちらも問題なく対処ができます。
シュートブロックがむずかしい
シュートブロックが難しくても問題ありません。シュートを正常にさせないプレッシャーを与えることで、シュートを邪魔します。
要は、シュートが入らないようにすることが重要なのです。
または、シュートに行く前のドリブルやパスをもらう瞬間を狙ってカットする。
それは、逆に身軽な小柄な人の方が素早く、相手に見えない所から攻められます。
体周りが大きいからカットがむずかしい
身長の高い人が背を向けている間、確かに小柄な選手はボールに届かないことの方が多い。
でも、小柄な分相手の視界から消えやすいのです!
相手が右を警戒しているなら、後ろから左に回れば相手には見えていないのでカットをすることも出来ます。
足が長い分一歩で置いて行かれる
身長の高い人は足が長い分、小柄なあなたは2歩くらい追いかけないと追いつきません。
でも、それは問題じゃなありません。
背の高い人はスピードがのるまで、ある程度距離が必要ですが、小柄な人はすぐトップスピードにのれるポテンシャルを秘めています。
これを利用しない理由はありません。
相手がスピードに乗りきる前に、前に出て進路をじゃまする。
そういう意識をするだけでプレイが変わってきます。
それを知った背の高いプレイヤーはプレッシャーがかかり動きが鈍くなる。
小さい人・小柄な選手のチームでも高いチームに勝つ方法
身長が他の人よりも低いバスケットボールをしている人なら誰でも思う
「背の高いやつに勝ちたい!!」
という想い
よくわかります。
- 背の高い人にブロックされたときの悔しさ
- 自分を覆いかぶさるようにプレッシャーをかけてくる威圧感
そんな劣等感はもう嫌ですよね。
そうであれば、小柄な体を有利に使うための総合的なオフェンス力を一度考えてみて下さい。
身長の高い人に勝つためには
- 背の高いディフェンスの弱点と抜き方
- 空いているスペースを作るテクニック
- 前にいるディフェンスのあしらい方
などが関係してきます。
つまり、基本の体の使い方や戦略を知る必要だということです。
それを身長の低い人はあまり意識していません。
だから、あなたがそれを意識し実行するだけで、身長の高い人にも勝てるようになります。
自分よりも背の高い選手に勝ちたいのであれば、
【小柄な人が有利な特長】を意識し練習する
オフェンス力を上げて、身長の高い人から得点が決められるようになる方法については
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バスケが上手くなりたいならやるしかない!
- どんな練習をしたら上手くなれるの?
- 人に勝つ為にはどんな戦略があるの?
- チームワークを良くするコツとかあるの?
そう、お考えのあなたならこちらの記事が役に立ちます。